地域や宗派によって、葬儀には様々なやり方があります。それは分かっているのですが、ついつい驚いてしまった葬儀がありました。
子供時代に、遠い親戚が死んでお葬式に出たのですが。とても長い数珠を皆で持って、念仏を唱えながら回すのです。
何回も何回も念仏を唱えさせられ、足はしびれるは数珠は重いはで大変でした。
それから、私の実家の方では死ぬと通夜をして、葬式をしてから焼くのが一般的です。
しかし、その葬式では私達が到着したときには既に焼いてあって、それから葬式でした。
当人の死体がある葬式に慣れているものですから、死体のない式が何とも間が抜けて見えて、不意に笑いたくなって困ったことを覚えています。
そして、葬式が終わるなり骨を墓に埋めてしまったのです。実家方式では、49日間は家に骨を祀っておくので、何だか薄情な気がしました。我慢できずに母の袖を引いて、子供特有の大声で「もう埋めちゃうの?」と言って怒られたものでした。
きっと、遠い親戚側から見れば、いつまでも骨を家に置いておくほうが気味悪いのでしょう。
風習はそれぞれですね。